鯛のあら汁ラーメン

 この前スーパーに行くと、鯛のあらが売っていた。「あら」とは、魚を捌いた後に残る頭やカマ、背骨などの部位のことである。あらは身が少なく、下処理が難しいといった理由で敬遠されることが多い。そのため、価格も低めに設定されることが多い。私がスーパーで見たときは、元値が400円台で、40%オフになっていたことから、200円ちょっとで販売されていた。

(出典)ChatGPT生成

 鯛と聞くと高級品のイメージがある。しかし、目の前にある商品はお手頃だった。「これはチャンスだ」と思い、購入した。万が一美味しいものができなかったとしても、200円という出費であればロスも少ないし、逆に美味しいものができれば大ラッキーだと考えたのだ。「どうなることやら」と、ワクワクと不安を抱えつつ、家に帰った。家に帰ると、早速茹でるためのお湯を沸かした。沸騰すると、パックに入っていたあらを取り出し、鍋にそのまま入れた。本来であれば、血合などの下処理があるかもしれないが、仕事終わりで疲れていたため、今回は全てカットした。あらに合わせて、旨味のもととなりそうな酒を少々と、干し椎茸を2つ、煮干しを5尾ほど入れた。

(出典)ChatGPT生成

 あらを鍋に入れて30分ほどが経過すると、ついに出汁が完成した。早速ざるでこし、透き通った出汁を抽出した。この時、ざるを使わないと、椎茸や大きなあらなどが汁に入ってしまうだけでなく、鯛の鱗や小骨が入ることもある。これらは目では捉えにくいので、要注意である。出来上がった出汁は透き通った黄金色で、鯛から溢れ出した油が浮かび、とても美味しそうだった。ただ、この日は出汁を使うことなく、冷蔵庫に入れ、次の日に持ち越した。なぜなら、その日の晩飯はすでに用意されていたため、出汁を使った料理の入る隙がなかったからだ。ただ、その日はたまたまおかずが少なかったこともあり、余ったあらに醤油をかけていただくことにした。出汁をとった後のあらは、味気ないんじゃないかと思っていたが、わずかについた身が「さすがは鯛」という味わいで、旨味と油が溶け出すような味わいで美味しかった。コラーゲンもたっぷりなので、美容意識が高い人にもおすすめである。

翌日になり、抽出したスープを使って、鯛だしラーメンを作ることにした。出汁の分量は500mlであったが、100mlほど足した。なぜなら、美味しそうな出汁の存在を嗅ぎつけた母から、ラーメンを食べてみたいという要望があったからだ。ちなみに、この日は父と兄が飲み会に参加することになっていたため、遠慮なく美味い飯を母と二人で食べようという話になっていた。

 いざラーメンを作るにあたって、母にはトッピングの白髪ネギと、かぼす、ゆで卵を用意してもらった。私は麺などの材料を調達しに行き、家に帰ると、早速調理を開始した。その際に、出汁と並行して麺を茹で、器に醤油を入れておいた。そこに熱々の出汁と麺を入れ、さらに野菜や卵をトッピングすると、ついに完成した。材料費はそこまでかかっていないが、見た目は店に出しても遜色ない、本格的な鯛だしラーメンであった。

(出典)ChatGPT生成

 箸やレンゲを用意し、いざ実食してみた。まずは汁からいただいてみた。口の中に入れると、口いっぱいに鯛の旨みが広がり、溶けるような微かな油分に感動した。「うますぎる」これが私の第一の感想であった。その後、麺や野菜なども含め、どんどんと食べ進めていく。シャキシャキのもやしや、香りの良い三つ葉、何よりも母が用意した白髪ネギがシャキシャキで、構成自体は大正解だった。特に余計なものも入っていないので、罪悪感を抱くことなく汁も飲み進めることができ、完食した。幸せな時間だった。なお、母にも大好評であった。

 鯛のあらから、ましてや200円台のものからここまで美味いものができるとは思ってもいなかったし、前日の食事も含めると、低リスク・高リターンの大儲けだったと言える。これは間違いなくリピート確定である。今後はラーメン以外にも、出汁を使う料理に応用してもいいかもしれない。

 みなさんもスーパーに行った時、もし鯛のあらがあれば、実践してみてほしい。比較的少ないコストで、素晴らしい食の体験に出会えるだろう。なお、今回私が作ったラーメンのレシピは、下記に載せておく。このレシピは、私とChatGPTの相談を通じて完成したものだ。このブログを読んで、実践してみた、美味しかった、こんなアレンジが良かったなどの感想や意見があれば、ぜひコメントまで。

 では。

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